普通に憧れるのを辞めた日

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僕は僕のことがあまりよくわからない。

今日書くのは僕のこと。

いや、それは今日”も”なのかもしれない。

僕は自分がマイノリティだと認めることにした。

それを認めようと否定しようと僕が僕であるということは変わらないから。

僕は「恋」が何かわからない。

僕が誰かを「好き」になることはおそらくないと思うんだ。

それを周囲の人たちはすぐに「まだいい人に出会っていないだけ」なんて言う。

でも僕はこれまでに一度もそんな出会いを望んだことがない。

そもそも僕は「他人」に興味がない。

そんな僕の目に「恋」が魅力的には映らない。

ただ昔の僕は普通になりたかった。

普通ではないと突きつけられるたびに息が苦しかったから。

普通にならないといけないのだと思っていた。

でも僕には「普通」が何かもわからなかった。

だから周囲の多数派の真似をしていた。

それはつまらなくて正解もわからなくて人付き合いが嫌いになった。

今、僕は僕を受け入れて生きることを知っている。

僕は誰かのいう「普通」にはなれない。

僕は僕にとっての「普通」の世界を生きていければそれでいい。

僕はこの先もたぶんずっと「恋」がわからない。

ずっと「普通じゃない」と言われるだろう。

それに苦しめられる生き方は僕が望んだ生き方ではない。

だから僕は僕が望むままに生きようと思うんだ。

「恋」がわからない僕を

「普通じゃない」僕を

それでいいと言ってくれる数人がいればそれだけでいい。

僕は多くの人の言葉から背を向けて生きようと思う。

その多くの人の中には家族や幼馴染など

過去の僕が求めていた人たちもいるけれど

これでいい。

これは「逃げ」なのかもしれないけれど

僕を幸せにしてやれるのは僕自身しかいないから。

僕は誰に何と言われようと

僕が生きていてよかったと思えるような生き方を選びたい。

それが誰かの不幸につながらないのならそれは僕の勝手だろ?

誰かの幸せのために僕が苦しめられるのは違うから。

それと同じように僕の幸せのために誰かを苦しめたくはない。

だから最低限誰かを不幸にはしない範囲で

僕は僕のまま自由に息をしていきたい。

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